カテゴリ。または結婚式のアルバム
フィルム式カメラの時代でさえ、新居宅にて拝見するアルバムが1冊で終わるかと思いきや2冊目へ突入・・・何冊登場するのか?見当もつかない・・・(言えないけれど苦痛)といった事があったのに
デジタルフィルム時代になってからは膨大な撮影枚数に太刀打ちする為、AI技術を活用してアルバムを自動生成するようになりました。
この自動生成時に、コンピュータは「カテゴリ」を設け
- ブレてる
- 露出が悪い
- 笑顔が素敵
- その他(企業秘密)
しかるべきカテゴリでアルバムを生成します。
結婚式のアルバムと類似した困ったコンテンツがWeb上には沢山あります。
代表格は、「ブログ」です。
カテゴリの無い時系列なブログは、資料として再利用性が低いと判断(人間にもグーグルにも)されます。
それでもかまわないからと個人で日記等を書いている事を否定するものではありませんが、企業としてのブログとしては、お客様が容易に「情報」を得られるようにそなえておくことは顧客満足度の為でもあり、おもてなしです。
よって、カテゴリが充実しているにこしたことはありません。
MTの「カテゴリ」をジャンルと読み替えないでください。
Twitterでタグを付けて発信するのが普通なことだとの認識は今では誰でも持っている事でしょう。
このタグ付けは、タグで検索する人達が居る事を知っているからこそです。
MTに限りませんが、カテゴリ(おもてなし)機能を具備したHPは多数あるので、閲覧者側としてカテゴリ機能の存在を知っている人は少なくないでしょう。
カテゴリを有するHPに訪れたならば利用(活用)するでしょうし、この機能に積極的に取り組んでいるHPならば、閲覧者としては、「サイトマップ」を必要には感じないでしょう。
カテゴリを踏まえて自動的にページ生成できなかった時代、HPを外部委託しないと作れなかった時代、すべてのコンテンツページのありかを詳細には示せなかったので抜粋した「サイトマップ」を手書きする事で妥協せざるを得ませんでしたし、自身で更新できなかった事からページが増えても更新がままならず、整理整頓掃除しないで放置されたままとなり、かえって誤解を生じさせてしまったりとなったHPが多数あります。
といった事で、
いくらコンテンツやページを充実させても検索できず、誰の目にも触れないのであれば、それは、存在しないのと結果的にはほとんど違いがありません。
ですので、どのような「カテゴリ」を設ける事が、お客様に満足していただけるのか?検討することは肝要です。
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