国家プロジェクト関連のプリント基板製造

当社ではこれまでに、プリント基板やメタルエッチングなどを数多くのお客様に納品してきました。そのなかから、代表的な事例を一部ご紹介致します。


6日の仕事を2日で

ある時、突然スタッフが客先より呼び出されました。そこで待っていたのは「プリント基板を希望納期に間に合わせてほしい。国家プロジェクトの仕事で、どうしても遅らせることができない」との要望。問題はその納期でした。

その時点で納期は6日後。しかし、プリント基板の材料が入手できるのは納期の2日前でした。標準で6日かかるプリント基板製造を2日で仕上げるのは、いくらお客様の頼みであってもとても無理だと思いましたが、相手は大企業の課長クラス。「無理です」と言える状況でなく、やむなく「上司に相談してみます」といってスタッフはその場を逃れました。

「なんとかすればできそうだ...」

ところが、スタッフが無理だと思いつつ上司と相談すると「何とかすればできそうだ」との結論に。そこから奔走が始まりました。協力会社に無理をお願いしたり、夜中に会社間を走り回ったりと懸命に動き、納期通り無事納めることができました。お客様からはとても感謝され、その後の関係がさらによくなったのはいうまでもありません。

もちろん、普段からこれほどの無理ができるわけではありません。ただ当社では、できる限りお客様のご要望にお応えしたいと考えております。