使用可能な文字種と中点中黒/他
フォルダ名等に使える文字、実質的には多くないのでかえってカンタンです。
先に、使われ方が決まっている「予約語」について。
「.」・・・半角ピリオドは、ドメインやファイルの区切りを表す記号
「~」・・・半角チルダは、ユーザ別ホームディレクトリを表す記号
この2種類は、フォルダ名に使わないでください。
また、ファイル名に「.」を使うのは1回までで、既に拡張子にて使用済み
ですから使わないでくださ い。(index「.」html)
次に、使える文字ですが以下の通り
- 「a~z」・・・半角aからzまで
- 「0~9」・・・半角0(ゼロ)から9まで
- 「ー」 ・・・半角ハイフン
- 「_」 ・・・半角アンダースコア
「-」と「_」の使い分け例を自然言語で示します。
- 高周波の基板は伸光写真サービス株式会社・・・高周波-基板_伸光-写真-サービス-株式会社
- 高周波のブログ・・・高周波_ブログ
- 高周波プリント基板のブログ・・・高周波ープリントー基板_ブログ
- 同上の英語表記・・・high-frequency-printed-circuit-board_blog
- 製造(設計~実装)・・・製造_設計ー実装
- 設計・製造・実装・・・製造_設計_実装
ご存知のように、日本語はあえて正しくない使い方をしないと通じないケースがあります。
「設計・実装」・・・これは
「設計と実装」に読まれますが、頭の中で「・」を「と」へ変換する際にエラーが生じます。
「と」は、とても日本語的な特徴を持っていて、演算子的表現だと
「プラス(+)」でもあり「アンド(&)」でもあり「オア(/)」でもあります。
従って、「何々と何々」と書いてしまうだけでも既に曖昧なので、ましてや
「と」を「・」で表現してしまうと更にわからなくなります。
小説等の書籍ならば、前後の文脈から読者は文中の「と」の意味をおおむね判断できますが、
グーグルの検索結果に表示されるタイトル「1行」+概要「2行」には、
グーグルが編集した内容が表示される事、及び、物理的制約(少ない文字数)により
前後の文脈は(割愛され)存在しませんので、閲覧者には判断できません。
そもそも「何々や何々」ならそう書けば良いのですが、読み手が日常的に生活の中で
鉛筆、ノートを見せられて「これは何?」と聞かれたら「鉛筆とノート」、続けて、
シャーペン、ボールペンで「これは何?」と聞かれ「〇~〇と〇~〇」になって
「シャーペンやボールペン」とはならないケース
「何々や(OR)何々」のつもりで「何々と(OR)何々」と言ったり書いたりしていますので
「や」と書いたり「及び(ORかつADD)」と明示的に書かないと誤解の元です。
「検索エンジンと言えば?」と問われたら「グーグルとヤフー」で返答かもですが、
文字にて回答するなら「グーグルやヤフー」です。MSN等々他にも有るので尚更です。
- PTFEとFR-4の合わせ技・・・「PTFE&FR-4」
- 基板と部品と実装を注文・・・「基板+部品+実装」
- リジットとフレキの基板・・・「リジット/フレキ」
- リジットとフレキ組合せ・・・「リジット+フレキ」
- リジットフレキ ・・・「リジットフレキ」
リジットとフレキが一体(コンポーネント)化したものは「リジットフレキ」が
「予約語」ですから「リジット&フレキ」とはなりません。
また、意図的に「・」を避けるのに準じて、使用せずに済ませられるならば、
「&」も誤解されやすいので、避けた方が良いです。
「&」は「AND」ですから、数学での「集合」や理系なら「論理積」ですが、
日本のマスコミが根源なのか?はたまた・・・?原因不明ながら実質的に、
「自民党&公明党」と書いてあれば「+」と判断して「&(AND)」だとは
思わない日本人は多数います・・・空気を読んでる?忖度してる?
同様に、様々なシュチエーションで、「&」は「+」になります。
これは、前後に文脈が無くても「&」前後の言葉(熟語/単語)が何か?で、
「自動的」に変わりますが、ただし、「個人差」があります。
広く知られている場合には個人差が出にくくなりますが、
技術用語等=広く知られていない場合には個人差が出ます。
よって、専門用語や技術用語の登場頻度が高いHPでは
「&」を使用するならば細心の注意をはらわないと、
理解を得られない(誤解を生む)、残念なおもてなしになります。
ましてや、「・」は「&」よりも格段に曖昧なので避けてください。
文字数節約の目的で記号を使うなら、無難なのは、
- +
- /
- ×(*)
あたりでしょう。ただし、ひと昔前には、
「HPの1ページあたりの文字数は、2000文字位はないと検索結果の
ランキング上位に入らない。」と言われていましたが、現在では、
「上位に入ったページの文字数がどれも4000文字位だった。」と
言われていますので、文字数を節約する必要がないどころか、
どうにかして、文字数を増やしたいくらいなので、ミョウな記号化で
誤解を生じさせるよりも、普通の言葉で書く方が、おもてなし です。
どこかで見かけたのですが、「当社」との記述がありました。
これは、今後の新規作成ページ分を含めて、「弊社」です。
大手企業配下のグループ中小企業同士で集まっての会議でなら
口頭にて「当社」と出ても違和感ないですが、例えば私の場合、
「貴社」の3階にて発言の際には「御社」と言っています・・・
個人でもセオリーには従うものなので企業HPなら「弊社」で。
また別の理由になりますが「SEO対策」の都合上、
「弊社」で済ませられる文章であったなら、「伸光写真サービス」や
「伸光写真サービス(株)」や「伸光写真サービス株式会社」と書かず
「弊社」と書いてください。
特に、各ページ(ウェブページ、ブログ記事)の冒頭の数行は
グーグル検索結果の「3(1+2)行」に使われる事が多いので、
「弊社」としてください。
あと、旧HPを見ていて気付いたのですが、
「特長」を多用しているところが「特徴的」です。
基板に使用されている材料などについてや様々なページにて、
その多くはカテゴリーとして「特徴」であって、その中には、
部分的に、特筆できる「特長」を具備したモノがあるハズですから、
ウェブページや記事を書く場合、
やみくもに、もしくは、うっかり、「特長」ばかり使ってしまって、
「特徴」と書くべきところをミスしないよう、注意してください。
必ずしも、旧HP記載の文章はすべて正しいとは限らないからこその
新HP引っ越しついでな「たなおろし+断捨離」チャンスです。
誇大広告は良くないですが、良い会社のHPが些細なミスで、
(額面通りに)良さを伝えられないような事があったら残念です。
もっと旧HPを見る時間がとれたら良いのですが、12月に入り、
段々と「年末進行モード」へ移行中です・・・。
とはいえ、たぶん、旧HPの「アナリティクス」には、
かなりの割合で「世田谷区×デスクトップ」からのアクセス記録が
残っているハズです・・・時々、旧HPを開っきぱなしで、
寝落ちしているので(苦笑)
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